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2012年8月29日水曜日

Fender Japan Yngwie Malmsteen Signature STCL-140YM

所有ギターの紹介。
1996年発売のFender Japan Yngwie Signature のエレガットモデル。
ストラトキャスターなのにガット弦というとても強烈な特徴を持つモデル。
スチール弦ではないので、通常のピックアップでは音が拾えないため、ブリッジのサドルがピエゾ・ピックアップになっている。
ネックはメイプルのスモールヘッドで、ジャンボフレット、スキャロップ、ブラスナットというスペックで、ST57-140YMと同じものと思われる。
ただしナットの溝とストリングガイドの弦を通す部分の幅がナイロン弦が張れるように少し広めになっているのはST57-140YMとは異なる点と思われる。
シンクロナイズドトレモロのブリッジ部分のPiezoピックアップはMike Christian製。
ガット弦にトレモロとは、世界初ではないかとおもわれるが、アームを操作してもちゃんと音を拾ってくれる。ただ、アームを思いっきり倒して、弦を緩めるような奏法はガット弦のクリーンで弾くには合わない。
アームをビブラート的に使用するのは悪くないが、ガット弦はだいぶ伸びるので、弦のテンションに対する音の変化が少ない感じとなり、チョーキング的にビブラートするのも、このアームを使ってするのも、大きく音を揺らすことはできない。

2012年8月3日金曜日

Fender USA Yngwie Malmsteen Signature Update

所有ギターの紹介。
こちらは主に鑑賞用になっている、というか勿体無くてあまり使えないFender USA製のYngwie Signatureモデル。
ここでまとめたように、Fender USAから出ているYngwie Signatureモデルの3バージョン目のもの。
自分がいちばん好きなスペックだ。
ラージヘッド、CBSロゴファーストバージョン、ブレットナット、ブラスナット、Jim Dunlop#6000のスーパージャンボフレット、深いスキャロップ、細いネック、アンカーボルトネックマウントシステムの4点止、アルダーボディ、フロントとセンターピックアップはDimarzio YJM(現HS-4)、リアピックアップが同じくDimarzioのHS-3、プレスサドルのシンクロナイズドトレモロという、個人的には最高のスペック。
以前からFender USAのYngwie Signatureが欲しいと思っていたが、このギターの前のバージョンはブレットナットではなかったり、イマイチなスペックだったところにこれが発売され、すぐに飛びついた。
この前のモデルからYngwie SignatureのヘッドロゴはCBSのファーストバージョンがベースのものになる。
ブレットナットがついているヘッドにこのロゴというストラトなんてオリジナルで本当に存在するのかと思っていた。

2012年8月2日木曜日

Fender Japan Yngwie Malmsteen Signature ST72-140YM

所有ギターの紹介その2。
こちらは以前メインとして使用していた72年モデルのイングヴェイ シグネチャー。
ここでまとめたように、1994年発売のFender Japan初のイングヴェイ シグネチャーモデル。
このギターが発売するまでは、Yngwie SignatureというとFender USAのモデルしか無く、でもスモールヘッドだし、2点支持ブリッジだし、高いし、で、なかなか購入には躊躇してしまうモデルだった。
またFender JapanにはST72-860DCSといったモデルはあった。
Yngwie Signatureではないが、ラージヘッドにブレットナット、スキャロップにHS-3とかなりYngwieを意識したモデルではあった。
ただし、ネックが3点止だったり、ナットがブラスではなかったり、ブリッジがダイキャスト製だったりと、やっぱりちゃんとしたYngwie Signatureではないモデルだった。
そこで比較的安価なこのモデルがFender Japanから出て、当時新品で迷わず買った。
という72年モデルのYngwie Signatureだが、私が知る限りこのST72-140YMは2種類ある。

2012年8月1日水曜日

DOD Overdrive Preamp 250 の自作

DOD Overdrive Preamp 250 はYngwieの使用で有名なオーバードライブのエフェクター。
現在は黄色の筺体のリイシュー版や、YngwieシグネチャーのYJM308が入手しやすいが、やはりオリジナルのグレー筺体のものに憧れる。
実際回路も若干Reissue版とGray版のものでは異なっているので、音も違うはずだ。
オリジナルのGray版はたまに中古で売っていることがあるが、4~5万もすることが殆どで、これを買うなら自作したほうが絶対に安い。
以前、ネットに出回っている回路図を元に一度自作し、それを使用していた。
音的には、まあ悪くはなかったんだけど、あまり調べずに作ってしまった感があるので、しっかり調べ直してみることにした。
現行ネットで入手できるDOD Overdrive Preamp 250系の回路図には何パターンかある。まずそいつを比較してみる。
今回比較した回路図は以下のもの